監督思わず「うそみたい!」文徳が強豪・作新撃破

[ 2012年8月29日 06:00 ]

 第57回全国高校軟式野球選手権第4日は28日、兵庫県の明石トーカロ球場で準決勝を行い、2連覇を狙う中京が福岡大大濠を2―1で下し、決勝に進んだ。文徳は昨年準優勝の作新学院と延長12回を戦い、1―0で破って初の決勝進出を決めた。

 文徳(熊本)は延長12回を戦った末、強豪の作新学院を撃破した。後藤監督は「うそみたい。力のない子らがよくまとまった」と目を細めた。エースの今山が無失点で一人で投げ抜き、打線は12回に本武のスクイズで決勝点をもぎ取った。チーム一丸でつかんだ勝利に本武は「頑張っていた投手を早く助けたかった。このままいけそう」と初の栄冠への自信を深めていた。

 ▽準決勝
文  徳(南部九州・熊本)
 000 000 000 001―1
 000 000 000 000―0
作新学院(北関東・栃木)
 (文)今山―友川
 (作)斎藤雅、神山―黒田

福岡大大濠(北部九州・福岡)
 100 000 000―1
 100 001 00X―2
中 京(東海・岐阜)
 (福)大神―天野
 (中)工藤―林紘

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2012年8月29日のニュース