球界初通算4500敗…中畑DeNA、巨人戦7連敗

[ 2012年8月25日 06:00 ]

<D・巨>7回、厳しい表情を浮かべるDeNA・中畑監督

セ・リーグ DeNA1-3巨人

(8月24日 横浜)
 まだ1本のヒットも出ていない5回終了時。巨人の応援団から「ここ~で一発、キ~ヨ~シ」の応援歌が流れてきた。グラウンド整備の間中、延々と続いた。

 「しつこくやるんで腹が立ってきたよ。巨人ファンから嫌われる人間にならなきゃいけないのに、ちゃかされてる気持ちになったよ」とDeNA・中畑監督。その怒りが選手に通じたのか、あわやノーヒットノーランの流れから森本の3号ソロで1点を返し、9回は一発出れば…というところまで持っていった。だが「同点、逆転まではいけないんだよな」。

 巨人戦7連敗で今季最多の借金28。でも、何てことはない。この試合で50年の球団創設以来、プロ野球最多の4500敗目。それに対して3582勝。累積なら918も借金があるんだから。

 ▼DeNA・ラミレス(7回2死、三塁線へチーム初安打となる内野安打)何とかしたかった。ムラタさんがキャッチしたのが見えたので全力疾走した。今年一番の走り。

 ▼DeNA・国吉(初回の3失点が重くのしかかって9敗目)野手の皆さんの勢いを止めてしまい、ふがいない。

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2012年8月25日のニュース