藤浪 天理にリベンジ 指揮官は不満げ「言い出したらきりがない」

[ 2012年8月20日 14:01 ]

天理戦に先発した大阪桐蔭・藤浪

第94回全国高校野球選手権大会第12日準々決勝 大阪桐蔭8―1天理

(8月20日 甲子園)
 甲子園初完封目前でプロ注目の右腕が被弾した。大阪桐蔭の藤浪は13奪三振で昨秋の近畿大会準々決勝で負けた天理にリベンジ。しかし、最後に名門の意地の一発を浴びた。

 「打たれてもいいと思って投げた」という渾身のストレートを天理の6番吉村に左中間スタンドまで運ばれた藤浪。立ち上がりも制球が悪く、大勝にも西谷監督は「言い出したらきりがない。まだムダ球が多い」と不満げな様子だった。

 それでも途中で「体の開きを修正した」と、本来の投球に戻す能力はさすが。バットでも本塁打を含む3安打と好調。春夏連覇へ調子が出てきた。

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2012年8月20日のニュース