オリックス 岡田監督 来季は白紙 大型補強も借金15で最下位

[ 2012年8月20日 07:30 ]

<オ・ソ>ベンチで戦況を見つめるオリックス・岡田監督

パ・リーグ オリックス8-10ソフトバンク

(8月19日 京セラD)
 オリックスの村山良雄球団本部長はソフトバンク戦(京セラドーム)後に岡田監督の来季去就について言及し「監督問題に関してはシーズンが終わってから本人とも話をしてからということになる」と白紙を強調した。

 同部長は試合前に指揮官と会談。「(宮内)オーナー、(西名弘明球団)社長とも打ち合わせをして、残り38試合に全力を尽くしてもらう」と現有スタッフで戦うことを確認したという。

 岡田監督は今季が3年契約の最終年。球団側は李大浩(イデホ)、井川ら大型補強を行ったが、41勝56敗9分けで借金15の最下位に沈んでおり、今後の成績が指揮官の来季去就に大きく影響してきそうだ。
 ≪岡田監督の3年間≫

 ▽10年 交流戦期間中に22歳のT―岡田を4番に抜てきし、新守護神に岸田を指名。16勝8敗で交流戦初優勝に導く。終盤の失速が響き、CS進出はならず。

 ▽11年 中継ぎに配置転換して2年目の平野がリーグ新の43ホールドをマーク。勝てば3位でCS進出というシーズン最終戦で敗れ、勝率1毛差の4位に終わる。

 ▽12年 李大浩、ミンチェ、井川らを獲得する大型補強を敢行。シーズンに入ると坂口、金子らの主力を故障で欠き、6月10日から最下位に沈む。

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2012年8月20日のニュース