中日 鬼門・神宮で今季初勝利 高木監督はお疲れ気味

[ 2012年8月5日 06:00 ]

<ヤ・中>決勝打の中日・野本はドアラに祝福される

セ・リーグ 中日8-4ヤクルト

(8月4日 神宮)
 不細工な勝ちでもいい。9回で3時間53分というもつれた試合となったが、最後は打線が奮起。中日は鬼門の神宮で7戦目でついに初勝利を挙げた。

 「同点になった時はまたやられるパターンと思ったけど8、9回によう取ったね。流れが変わる? そう願うけどね」

 待望の白星ながら、さすがの高木監督もお疲れ気味だった。点を取れば取り返される展開の中、4―3の7回にソーサが打たれて同点。8回には無死二、三塁からなかなか1点が取れず、2死満塁とまでなったが、代打の野本が値千金の中前決勝2点打を放った。

 「当たってでも1点と思っていた。とにかく結果を出さないといけないので良かったです」

 9回に和田の2ランでダメを押すと、離脱中の岩瀬の代役・山井が締めてゲームセット。本拠地を含めてまだ5勝9敗2分けのヤクルトへの苦手意識も一気に払しょくしたい。

 ▼中日・井端(今季1号が通算50号。3安打など全5打席で出塁)ここまで力を温存してたんだよ。次は51号が目標。2本のヒットの方が自分としては良かった。

続きを表示

2012年8月5日のニュース