巨人　８・３マジック点灯だ！竜キラートリオ投入最短狙う

キャッチボールをする巨人・沢村

　巨人が、３１日からの中日３連戦（東京ドーム）に先発ローテーションを再編して臨む。順番通りならゴンザレス、沢村、ホールトンだが、沢村、杉内をそれぞれ中５日で投入して沢村、ゴンザレス、杉内を起用。５・５ゲーム差をつけている眼下の敵である２位・中日を一気に叩く。

　沢村、ゴンザレス、杉内の３投手で今季の対中日戦は計６試合で４勝０敗。まさに竜キラートリオなのだ。先陣を切る沢村は「カード頭を取るため、先頭打者と先制点を許さないこと。相手投手より先に（マウンドを）降りないこと。“先”とつくものにこだわる」と気合十分だ。

　ローテーションの再編はこの３連戦だけを見据えたものではない。３１日からの３連戦を皮切りに、８月は同じ火、水、木曜日で中日３連戦が計３度も組まれている。ペナントの行方を左右する大事な９番勝負。だからこそ、相性の良い３投手に託す。一方、週末の３連戦は内海、ホールトン、宮国の３人で固定する。

　まずはこの３連戦で３連勝。そうすれば、最短で８月３日に優勝マジック「４４」が点灯する可能性が出てくる。本拠地での中日戦は昨年から８連勝中。竜叩きローテでマジック点灯、そして３年ぶりＶ奪回へ独走態勢を強固にする。

　≪最短８月３日でＭ４４≫巨人は最短で８月３日に優勝へのマジックナンバーが点灯する。３１日から２位中日との直接対決に３連勝することが条件。さらに３日に巨人がＤｅＮＡ戦に勝ち、中日がヤクルト戦に△●、または巨人△で中日●、かつヤクルトがこの４日間で２敗以上するなどでＭ４４が点灯する。