絆は変わらない…イチロー 川崎の存在は「迷った中の要素」

[ 2012年7月24日 18:02 ]

マリナーズに勝利し、ウイニングボールをソリアーノ(右)に手渡すヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース4―1マリナーズ

(7月23日 シアトル)
 11年半在籍したマリナーズに別れを告げ、名門ヤンキース入りを決断したイチロー。この日行われた会見で38歳のベテランは「20代前半の選手が多いこのチームの未来に、来年以降ボクがいるべきではないのではないか」と、移籍へ至った理由を明かした。

 「大きな支えだった」とシアトルのファンへの思いを口にしたイチローだったが、「迷った中の要素」として後輩・川崎の名前も挙げた。ソフトバンクでの実績を捨ててイチローの後を追い、マイナー契約からはい上がった川崎。イチローは「一緒の場所にいることが必ずしも一緒にやっているということではない。違うところでも一緒にやれるという考えが僕の中にある」と話し、今後は別の道を歩む川崎を思いやった。

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