オリックス ドラフト上位候補に“和製ライアン”リストアップ

[ 2012年7月24日 07:17 ]

 オリックスが創価大・小川泰弘投手(4年=成章)を今秋ドラフトの上位指名候補としてリストアップしていることが23日、分かった。球団関係者が「上位候補のひとり」と明かした。

 小川は“和製ライアン”の異名を持つ。1メートル71と小柄な右腕だが、元メジャーの速球王・ノーラン・ライアン(現レンジャーズ球団社長)を手本に左足を胸の高さまで上げる、体を大きく使ったフォームが特徴的だ。最速147キロの直球に加え、130キロ前後のスライダー、カーブ、フォークが武器。先の全日本大学選手権では道都大から11三振を奪い、3安打完封。チームを8強へ導いた。

 小川は昨年秋に8勝をマーク。リーグ新記録となる防御率0・12を残した。今春は4月28日の東京学芸大戦で無安打無得点試合を達成するなど7勝で最優秀投手に輝いた。

 昨年ドラフトは即戦力野手中心の補強だったが、今年は投手補強に重点を置く。大学生では宮古島出身の九州共立大の左腕・川満、大体大の左腕・松葉らが上位候補。高校生では大阪桐蔭の藤浪らの名が挙がる。

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2012年7月24日のニュース