大阪桐蔭 打戦沈黙救った!藤浪13K完封

[ 2012年7月24日 06:00 ]

<大阪桐蔭・箕面東>箕面東を相手に、13奪三振で完封した大阪桐蔭・藤浪

大阪大会4回戦 大阪桐蔭2―0箕面東

(7月23日 舞洲)
 今春センバツの優勝投手、大阪桐蔭の藤浪が2安打13奪三振と圧巻の完封劇を演じ、5回戦に進んだ。看板の打線が5回まで無得点に抑えられるなど、3安打で2点。それでも「援護点が入らなくて緊迫した場面が続いたけど、テンポ良く投げられたのがよかった」と涼しい顔でアウトを重ねていった。

 広島など6球団が視察に訪れる中、「ニュー藤浪」も披露した。センバツでほとんど使わなかったカーブを多投。「緩急をつけることができるし、打者の目線を上下に動かすことができる。センバツ後から投げることが多くなりました」。最速150キロを計測した直球との球速差は約40キロ。カットボールとスライダーも効果的に織り交ぜて箕面東打線に的を絞らせなかった。これでチームは公式戦20連勝。進化を続ける藤浪が、連勝街道を突き進む。

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2012年7月24日のニュース