新たに野球殿堂入りの北別府、津田氏を表彰

[ 2012年7月20日 18:22 ]

試合前に行われた野球殿堂入りの表彰式で、記念写真に納まる広島元投手の北別府学氏(左から2人目)と故津田恒実氏夫人の晃代さん(左から4人目)

 ことし新たに野球殿堂入りした元広島の北別府学氏と故津田恒実氏の表彰式が20日、京セラドーム大阪でのマツダオールスターゲーム第1戦の試合前に行われた。

 北別府氏は広島のエース、津田氏は抑えとして活躍した。通算213勝の北別府氏は「(津田氏にも)力を借りた。残りの人生で野球界のために尽力していきたい」と感慨に浸った。

 「炎のストッパー」と呼ばれた津田氏は1993年7月20日に脳腫瘍のため32歳で死去。命日に当たる日の表彰となった。現役時代にはオールスター戦を観戦できなかったという妻の晃代さんは「『今度招待する』と言ってくれていた」との津田氏の言葉を紹介。「約束を果たしてくれた。野球選手としてすごく幸せだったと思います」と喜びを語った。

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2012年7月20日のニュース