斎藤「初球は真っすぐ」真っ向勝負宣言!

[ 2012年7月20日 06:00 ]

日本ハム・斎藤が東京駅のホームの富士山のポスターの前で、報道陣にカメラを向けられる

オールスターゲーム第1戦 全パ-全セ

(7月19日 京セラD)
 【全パ】パの先陣を切る日本ハム・斎藤は、セの強打者に真っ向勝負を挑む。大阪に向かう東京駅のホームで「初球は真っすぐになる」と宣言した。

 初のファン投票1位で栄えある第1戦の先発。お祭りムードが漂う特殊な舞台で「野球ファン以外の人も見るイベント。3戦目まで期待を持ってもらえるように、いい印象を持ってもらえるようにしたい。真っすぐが多くなる」と話す。新人時代の昨季は中継ぎで2試合に登板し、変化球を駆使して計2回2/3を無失点に抑えた。しかし、立場が違う今回は魅せる部分を意識する。プロ入り後最速となる145キロ超えにも意欲十分で、一大イベントを盛り上げるための直球勝負なのだ。

 本来、変化球とのコンビネーションで抑えるタイプだけに、直球主体の投球に不安はある。「どれだけ点を取られても無事に3回を終えたい」は偽らざる本音だろう。まだプロ2年目。先輩打者への遠慮もあって「いきなりスライダーというわけにもいかない。何か面白い球があればいいんですけど」とも漏らした。もちろん、不安より楽しみが大きい。憧れの一人である杉内との投げ合いに「夢のような時間。たっぷり夢を見たい」と目を輝かせていた。

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2012年7月20日のニュース