岩瀬2点リード守れず…高木監督“怒りのバースデー”

[ 2012年7月18日 06:00 ]

<広・中>9回1死満塁、石原にサヨナラスクイズを決められ肩を落とし引き揚げる中日・岩瀬(13)

セ・リーグ 中日2-3広島

(7月17日 マツダ)
 中日・高木監督にとっては怒りのバースデーとなった。2点リードの9回に守護神・岩瀬が5安打を浴び、3失点で今季初のサヨナラ負け。71回目の誕生日を白星で飾れず、首位・巨人とのゲーム差が今季最大の5に広がった高木監督は「アカンわ、こんな試合勝てんようじゃ。岩瀬に聞いてくれ」と吐き捨てた。

 岩瀬は14日の巨人戦(ナゴヤドーム)でも1点リードを守れず、阿部に逆転適時二塁打を許した。08年5月17日の横浜戦(同)以来となる5安打を浴びた左腕は「きょうは何とも言いようがない」と言葉を絞り出すのが精いっぱい。権藤投手コーチは「2点を抑えられないのは、抑えとして厳しい。考えなきゃいけない時期に来ている」と今後は「左打者限定」とする可能性も示唆した。

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2012年7月18日のニュース