石原 9年ぶり満塁弾!12得点の口火切った

[ 2012年7月14日 06:00 ]

<D・広>お立ち台で笑顔の広島・石原

セ・リーグ 広島12-4DeNA

(7月13日 横浜)
 広島・石原の一発がチーム今季最多タイ、12得点の呼び水となった。0―1の2回1死満塁で、03年8月31日の巨人戦(広島)以来9年ぶりとなるグランドスラムを左越えに放った。今季1号に「入るとは思わなかった。バリントンに勝ちが付いて良かった」と笑みを浮かべた。

 ベテランに負けじと若手も続いた。4―1の3回2死二塁から20歳の堂林が中越え9号2ラン。11日に球宴の「最後の1人」で初出場が決まったが、ここ3試合は無安打。バットを構える位置の修正を繰り返し「久々にしっかり振れたのが良かった」と納得の表情だ。

 先発全員の13安打。野村監督も「石原の満塁弾が効果的だった。堂林が走者を置いて打った一発も大きいね」と大勝の立役者を称えた。

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