朝日新聞 巨人への名誉毀損「認めない」

[ 2012年7月13日 06:00 ]

 朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」は12日、巨人の契約金をめぐる同社の報道について、球団や選手が訂正記事の掲載などを求めた申し立てに対し「巨人軍などの名誉を違法に毀損(きそん)していると認めることはできない」などとする見解を発表した。

 朝日新聞は3月に巨人の一部選手の入団時の契約金が、球界で申し合わせた「最高標準額」を超えていたと報道。球団と阿部ら4選手は「最高標準額は目安だったという実態を無視し、名誉を損ねた」と主張。委員会では、契約金が申し合わせた標準額と大きくかけ離れている場合は信義や道義に反しており、非難や批判を受ける、との見方を示した。

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2012年7月13日のニュース