雨に逆転流され6連勝ならず 原監督「もう1本が…」

[ 2012年7月12日 06:00 ]

<巨・広>6回1死一、二塁、打者・天谷のとき、投手交代を告げ、ベンチへ引き上げる原監督

セ・リーグ 2-4広島

(7月11日 岐阜)
 逆転を狙う巨人の敵は「雨」だった。2点を追う8回1死一塁で、降雨により59分間の中断。再開後も好機は生かせず連勝が5で止まった。

 「チャンスはつくったけど、もう1本が、というところでしたね」。原監督の短い言葉に無念さがにじんだ。8回1死一塁で打席は坂本。2ボール2ストライクになった場面で、激しい雨のため試合が中断した。追い込まれた状況で59分後の1球勝負は、今村のスライダーに空振り三振。「気を抜かないようにしていた。(直球と変化球の)どっちが来るかと思っていったんですけど…」。不完全燃焼の坂本に続き、村田も空振り三振。「(中断後の打席は)難しかった」とうなだれた。

 試合終了は午後10時6分。指揮官も「長い試合だったけど、あしたまた切り替えてやりたい」と言いながら、どこか物足りなさそうだった。

 ▼巨人・ゴンザレス(5回1/3を4失点で今季初黒星)確かに(雨で)野球をする環境としては良くなかったが、みんな同じ条件。

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