マエケン、投打の活躍で巨人止めた!岩本2ランも効いた

[ 2012年7月11日 21:56 ]

4回広島2死三塁、前田健が左翼線に勝ち越しの適時二塁打を放つ

セ・リーグ 広島4-2巨人

(7月11日 岐阜)
 広島・前田健が7回を5安打2失点と好投、打っても4回に勝ち越しの左翼線二塁打と、投打にわたって活躍し、首位・巨人の連勝を5でストップさせた。対巨人戦は自身4連敗中だったが、自らの連勝を5に伸ばし、リーグトップの杉内(巨人)に並ぶ9勝目をマーク。リーグトップの防御率も1・49にまで下げた。

 先制点を失って目が覚めた。初回、先頭の長野にいきなり四球。1死後、二塁・菊池の失策で二、三塁とピンチが広がり、4番・村田に149キロ外角直球を右前に運ばれてにいきなり失点。だが、続く高橋由を二ゴロ併殺打に仕留め、最少失点でしのぐと、2回から5回までパーフェクト投球だ。

 1―1で迎えた4回2死三塁の場面では、左翼線に勝ち越しの適時二塁打。「打撃は大事にしているので打てて良かった。すごく自分を助けた」と笑った自らのバットで勝利への流れを引き寄せると、5回1死二塁から4番・岩本が右翼スタンド中段へ2ラン。「何とか追加点を取りたいと思っていた」という岩本の援護もあり、2点リードでマウンドを救援陣に後を託した。

 8回裏の攻撃中に雨が強くなり、1時間近い中断があったものの、今村、ミコライオの盤石のリレーで巨人を撃破。前日(10日)にチームの連勝は5で止まったが、再び進撃のノロシを上げた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年7月11日のニュース