「左のおかわり」山村4安打 空揚げ大好き丼飯は3杯

[ 2012年7月11日 06:00 ]

<日大豊山・駿台学園>6回1死満塁でスクイズがファウルとなり、残念そうな表情をみせる日大豊山・山村(中)

東東京大会2回戦 日大豊山11―0駿台学園

(7月10日 都営駒沢)
 2年生ながら4番に座る日大豊山の「左のおかわり」こと山村が、4安打3打点をマークした。打者一巡の猛攻となった4回は、先頭で中前打、1死二、三塁からは右前に2点適時打。4本全て初球打ちで「どんどん積極的にいこうと思っていた」と笑顔を見せた。

 この夏は背番号「1」を初めて背負ったが、この日は一塁手で出場。1メートル78、85キロの恵まれた体型で、憧れの選手は西武・中村。「いつかは、ああいう打者になりたいです」。好きなおかずは空揚げで、本家に負けじと夕食時には丼飯3杯を平らげる。チームは昨夏の3回戦で11―10の打撃戦を演じた駿台学園相手に7回コールド勝ち。12年ぶりの甲子園出場へ、山村は「先輩と一緒に監督さんを甲子園に連れていきたい」と力を込めた。

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2012年7月11日のニュース