小笠原復帰遅れる 「左太腿裏の筋損傷」で2軍戦途中交代

[ 2012年7月6日 06:00 ]

 巨人・小笠原道大内野手(38)の球宴前の1軍復帰が難しい状況となった。巨人は5日、同選手が都内の病院で検査した結果「左太腿裏の筋損傷」と診断されたと発表。4日のイースタン・リーグ・DeNA戦(ジャイアンツ球場)で左脚の違和感を訴えて途中交代していた。

 全治は発表されていないが、この日、小笠原は川崎市のジャイアンツ球場でリハビリを開始。スパイクではなく患部に負荷のかかりにくいアップシューズでジョギング、塁間のキャッチボールをこなし、その後はティー打撃やマシン打撃もこなした。当面は別メニュー調整を続ける予定で、報告を受けた岡崎ヘッドコーチは「全治は分からないけど、1日でも早く戻ってきてもらうしかない」とした。

 小笠原は5月3日に左太腿裏の肉離れで出場選手登録を外れ、6月16日に1軍復帰。しかし11打数無安打と振るわず、同27日に再調整のため再び2軍に降格していた。首脳陣は最短10日となる7日の阪神戦(東京ドーム)での復帰に期待を寄せ、1日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(ジャイアンツ球場)では本塁打も放っていた。実戦復帰まで再び時間を要することで、復帰への青写真に大きな狂いが生じた。

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2012年7月6日のニュース