2安打の青木 38度猛暑対策で球場入り1時間遅らせた

[ 2012年7月6日 06:00 ]

<ブルワーズ・マーリンズ>7回、ラミレスの適時打で生還するブルワーズ・青木

ナ・リーグ ブルワーズ6―7マーリンズ

(7月4日 ミルウォーキー)
 こちらは勢いが止まらない。ブルワーズの青木が5打数2安打1打点。連続試合安打を11に伸ばし、3試合連続となる打点もマークした。

 「いい場面でチャンスが回ってくることは打線がうまくつながっていることだし、実際そこで打てている」。2回、3点を奪って迎えた1死一、三塁。打線の流れに乗るように初球を叩き、右前に運んだ。同点の7回にも先頭で遊撃内野安打。止めたバットに当たり「ちょっとラッキーだった」と運も味方につけ、一時勝ち越しのホームを踏んだ。守備でも3回、浅いライナーをダイビングキャッチ。センターバックスクリーンでリプレーが流れ、地元ファンから大歓声を浴びた。

 連日の猛暑。試合開始の午後3時すぎの気温は38度だった。そこで「来ると練習してしまうから」と、球場入りを以前よりも1時間ほど遅らせた。体調管理に気を配っていることも好結果につながり、打率を・294まで上げてきた。試合は延長戦の末に逆転負け。連勝が4で止まり、青木は「悔しい」と漏らした。

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2012年7月6日のニュース