硬式野球部員3年ぶりに増加 震災影響の宮城県は大幅減

[ 2012年7月6日 06:00 ]

 日本高野連は5日、全国の野球部の部員数と加盟校数(5月末現在)の調査結果を発表。硬式部員数は16万8144人で、昨年から1219人増と3年ぶりの増加となった。一方で加盟校数は19校減の4071校で、7年連続で減少した。

 都道府県別で部員が増加したのは30で、最も増えたのは埼玉の294人。減少は17で最も減ったのは宮城の382人だった。宮城県高野連の佐藤秀之理事長は「沿岸部の学校では新入生が定員割れしたところもあり、震災の影響があったと想像できる」と話した。1年生がその後進級して3年生になった時の残留の割合を示した「継続率」は過去最高の86%(昨年84・9%)。また、軟式部員数は昨年から186人減り1万797人、加盟校数は2校減って475校だった。

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2012年7月6日のニュース