加賀美「実力不足」も中畑監督は期待感示す

[ 2012年7月5日 22:36 ]

セ・リーグ DeNA3-6巨人

(7月5日 横浜)
 古巣・巨人相手に今季初の連勝を狙ったDeNA・中畑監督は、本拠地での逆転負けにもあっさりした表情だった。「いい形で先制した。(先発の)加賀美も立ち上がり満点。ストレートも素晴らしかった」と今季初登板した2年目右腕に手応えを得た様子。

 だが、3回は投手のゴンザレスに右前打されたのをきっかけに2失点。0―3の5回は先頭打者への四球からピンチを招き、村田に直球をはじき返されてさらに2点を失い、加賀美は「反省点を挙げればきりがない。まだまだ実力不足」と肩を落とした。

 中畑監督も「3回以降球威が落ちてきて、テンポが速くなった。それが相手のリズムにあって集中打。慌ててしまうのが彼の欠点かな」と課題も提示。この日、加賀美は5回で104球投げ7安打5失点。キャンプの時から右腕を「秘密兵器」と称して登板を心待ちにしていた指揮官は「5回までは我慢した。彼を育てたい。スタミナをつけて再度挑戦してもらいたい」と期待感を表した。

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2012年7月5日のニュース