振り逃げで一気に2者生還!広島“タナボタ”逆転勝ち

[ 2012年7月3日 21:47 ]

9回、逆転の生還を果たした菊池(33)らを大喜びで迎える広島ナイン

セ・リーグ 広島4-3阪神

(7月3日 松山)
 広島は3日、松山で阪神と対戦。2点を追う9回に菊池の適時打と振り逃げの間に2者が生還するラッキーな展開で、逆転勝ち。4位の阪神に0・5ゲーム差に迫った。阪神は今季最多の借金5となった。

 広島は先発の大竹が4回まで7安打を浴び3点を失うなどピリっとせず、8回終了時点で1―3。藤川が離脱後に代役ストッパーを務める阪神の榎田が9回に登板すると簡単に2死を奪われた。

 ところが、試合はここから急展開。2死無走者から3連打で1点差とし、さらに重盗を決めて二、三塁に。しかし、梵はボールカウント2―2から内角のスライダーを空振り。試合終了かと思われた瞬間、ボールは捕手・小宮山のミットに納まらず一塁ベンチ方向へ。一気に2者が生還し、逆転。タナボタとも言える展開で勝ちを拾った。

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