ローテ不満発言で…高木監督、権藤コーチと“緊急会談”

[ 2012年7月3日 06:00 ]

 中日の高木監督と権藤投手コーチが2日、神宮球場室内練習場で“緊急会談”を行った。巨人に3連敗して首位から陥落した前日1日の試合後、指揮官が「投手の割り振りの問題や」と苦言。投手起用の全権を託す権藤コーチとの意思疎通を図ったが、内容については「特に何も」と話すにとどまり、わだかまりは完全には消えなかった。

 3連敗を受け、若手中心の予定だったこの日の練習を急きょ全体練習に変更した高木監督。練習前には全員を集め「これから厳しい戦いになる。体調管理をしっかりしてくれ」と訓示した。それだけでも異例だが、その後に約5分間、権藤コーチと密談。今後の投手起用の方針などを話し合ったもようだ。

 98年に横浜で日本一監督にもなった権藤コーチも「打たれた、打てないはコーチの責任。勝った、負けたは監督の責任」と持論を展開。70歳監督と73歳コーチの“せめぎ合い”は今後も続きそうだ。

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2012年7月3日のニュース