高木監督いきなり4失点にオカンムリ「初回がすべて」

[ 2012年7月1日 06:00 ]

<巨・中>4回1死一塁、送りバントを失敗した小笠原(手前)とベンチで肩を落とす高木監督

セ・リーグ 中日2-4巨人

(6月30日 東京D)
 名古屋じゃ無敵の高木竜も敵地ではからっきしだ。中日の小笠原が初回、藤井の失策も絡んで4失点。杉内相手では重すぎるビハインドを背負った。東京ドームでは今季1分け4敗と未勝利。2位の巨人に直接対決に連敗し、6月16日以来のゲーム差なしに肉薄された。

 「初回? きょうはそれがすべて。攻撃も全部それが尾を引いている」

 高木監督が怒りを押し殺すように振り返った。小笠原は2回以降は被安打2。自軍は8安打を放ったが、一度失った流れを引き寄せることはできなかった。結局、6回を7安打4失点(自責2)の左腕は「ヨーイドンで点を取られて、申し訳ないです」と悔やんだ。

 例年通り、今年も顕著に“内弁慶”だ。ホームで24勝6敗5分けも、ビジターでは12勝17敗5分け。1日の第3戦に敗れれば、6月7日以来の首位陥落となる。

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2012年7月1日のニュース