沢村 6回1/3を4安打1失点!ようやく5勝目

[ 2012年6月29日 21:16 ]

中日戦に先発した巨人・沢村
Photo By スポニチ

セ・リーグ 巨人2―1中日

(6月29日 東京D)
 巨人・沢村が首位・中日を相手に6回1/3を4安打1失点。自身の連敗を4で止め、5月20日のソフトバンク戦(東京ドーム)以来となる5勝目を挙げた。

 「ここ数試合は考えすぎていた部分があったので、きょうは開き直って一人ひとりを抑えていくことだけを考えた」という沢村。初回、荒木、大島を連続三振に仕留めるなど3回までに5奪三振と、立ち上がりから全開。連敗中には不調だったフォークボールも駆使し、ピンチらしいピンチもないまま序盤を終えた。

 ところが、阿部の2ランで先制した直後の5回1死から谷繁、堂上剛に連打を浴び、阿部の二塁への悪送球で1点を献上。7回1死一塁の場面でマウンドを救援陣に託した。結局、山口、マシソンの継投で1点を守り抜いて沢村に1カ月ぶりの白星がついたが、お立ち台では笑顔なし。「(5勝目まで)長かった分、求められるものも高いので、これから頑張っていきたい」。

 ただ、首位攻防戦の初戦を勝ち、中日とのゲーム差は1に接近。「まず初戦を取ろうと思っていたので、勝ってよかった」。そう話した一瞬だけは表情が緩んだ。

続きを表示

2012年6月29日のニュース