立場が微妙な松井 ライバル復帰間近 出場機会激減も

[ 2012年6月28日 07:03 ]

ロイヤルズ戦の4回、空振り三振に倒れ、勢い余ってバットを後ろに放り投げるレイズ・松井

ア・リーグ レイズ2-8ロイヤルズ

(6月26日 カンザスシティー)
 レイズ・松井の立場が微妙なものとなってきた。

 ジョー・マドン監督は、28日(日本時間29日)にも故障者リスト(DL)入りしているスコットが復帰予定であることを明かし、同時に打率1割台に低迷する松井について「スコットがいれば、こんなにたくさんの出場機会はなかった」と話した。

 8日のマーリンズ戦中にレギュラー指名打者(DH)のスコットが背中を痛めて以降、松井はDH制で行われた全8試合で先発出場した。しかし、その間、打率は・152。この日も初回1死一、三塁の先制機で中飛に倒れるなど4打数1安打。

 「甘い球を捉えきれていない」と振り返った。スコットの戦列復帰で、松井の出場機会が激減することも予想される。浮上のきっかけがつかめない状況に、「それをつかむのは自分自身。やるしかない」と自らに言い聞かせた。

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2012年6月28日のニュース