「球数を考えないで。降ろすなら内容で」ダル 3回終え自信の直訴

[ 2012年6月21日 12:59 ]

パドレス戦で8回を2失点で投げ終え、ベンチでナインに迎えられるレンジャーズのダルビッシュ(右)

インターリーグ レンジャーズ4―2パドレス

(6月20日 サンディエゴ)
 レンジャーズのダルビッシュが20日、サンディエゴで行われたインターリーグのパドレス戦に先発し、8回2失点の好投でリーグトップに並ぶ9勝目を挙げた。

 立ち上がりから制球が不安定だったダルビッシュは、2回に投手に先制の適時打を許して2失点。3回、この試合初めて三者凡退に抑え、ワシントン監督に「きょうは球数を考えないで。降ろすなら内容で。9回でも、150球でも投げるから」と志願した。

 150キロを超えるツーシームが決まり、3回以降は2安打に抑える好投。6回に味方が逆転し、9勝目の権利も得た。7回ですでに投球数は110球を超えていたが、続く8回も言葉通りに続投。メジャー移籍後最多となる122球を投げた。

 試合後、発言の理由を問われたダルビッシュは「あすは休みだし、次も中5日だろうから。日本では130球も当たり前」と平然としていた。

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