清武氏弁護士も痛烈批判 渡辺会長の名挙げ「誰も逆らえないだけ」

[ 2012年6月21日 10:27 ]

 21日発売の「週刊文春」で、元暴力団員の要求に応じて1億円を払っていたと報じられた巨人・原監督から名指しで関与を指摘された前球団代表の清武氏は、20日に反論の声明文を出した。

 原監督が公表した書面に目を通した後、「原辰徳監督へ」と応戦。「“巨人軍の選手、OB、関係者を傷つけている報道が相次いで”いることの原因があたかも私にあるように“清武さんのほかに、いったい誰がいるのか”とコメントされたことについては非常に残念でなりません」とした。

 清武氏を担当する吉峯啓晴弁護士は都内で対応し「原監督が自分の意思で動いているとは思っていない。ナベツネみたいな統制力に誰も逆らえないだけ」と批判。「読売は事実を潔く認めて、それについて陳謝するのが先」と語った。今後は清武氏と対応を協議するとみられる。

続きを表示

2012年6月21日のニュース