亜大監督「主将の東浜の責任」…東浜「粘れなかった」

[ 2012年6月19日 06:00 ]

<早大・亜大>優勝を逃した亜大・東浜はうつむきながら取材に応じる

全日本大学野球選手権最終日 亜大0―4早大

(6月18日 神宮)
 沖縄尚学時代に続く日本一の夢が、目の前で絶たれた。3学年下の吉永との甲子園優勝投手対決。亜大・東浜は7回4失点で投げ負け「(吉永は)走者を出しても粘り強く投げてたけど、自分は粘れなかった。そこの差が出た」と振り返った。

 対照的だったのが初回の攻防だ。吉永は2四球を許すも、後続を断って無失点。一方の東浜は4安打すべてがファーストストライクを狙われ、3失点した。生田勉監督は「きのう皆でつないだバトンが初回で落とされた。主将の東浜の責任」とあえて厳しく突き放した。それでもDeNAの武居邦生スカウトは「初回は慎重に入りすぎたけど、球の切れはだいぶ戻ってきてる」と評価した。

 「今までで一番悔しい。秋は悔いを残さないようにしたい」。大学No・1の称号を引っさげてプロの世界に飛び込むためにも、秋の明治神宮大会はは頂点まで上りつめる。

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2012年6月19日のニュース