チェン 森繁和氏の教え生きた スローカーブで3連勝

[ 2012年6月18日 11:28 ]

交流戦 オリオールズ2―0ブレーブス

(6月17日 アトランタ)
 オリオールズのチェンは17日、アトランタでのブレーブス戦に先発し、7回を6安打無失点に抑え、7勝目を挙げた。

 3連勝となったチェン。この日有効だったのが、球速110キロ以下のスローカーブだった。「カーブの球速を抑えて緩急を付けられたのが良かった」と真っ直ぐとのコンビネーションにブレーブス打線は戸惑った。

 3回まで毎回併殺でピンチを切り抜けると、4回以降は二塁を踏ませない好投。2点のリードがあれば十分だった。

 中日時代に森繁和コーチからカーブの球速を抑えることをアドバイスされた。「あの時はできなかったのに、きょうはできた。重心がしっかり残っているからかも」と恩師の教えが生かされた一戦だった。

続きを表示

2012年6月18日のニュース