高橋周 間近で金言吸収 高木監督「出しとりゃ、いつかは打つ選手」

[ 2012年6月18日 07:32 ]

<オ・中>8回、決勝弾となるプロ1号ソロを放つ高橋周

交流戦 中日3-2オリックス

(6月17日 京セラD)
 中日の高卒ルーキーの高橋周が8回に決勝の1号本塁打を放った。

 父の日に放ったメモリアルアーチ。高橋周はホームランボールを「お父さん(忠美さん)にプレゼントします」と笑顔で話したが「球界の父」への恩返しでもあった。

 再登録された今月11日以降、ベンチでは大半の時間を高木監督の横で過ごし、金言を吸収してきた。祖父ほどの年の開きがある70歳の指揮官は「(試合に)出しとりゃ、いつかは打つ選手。点が取れない今、こういう展開で打ったのが凄い」と孝行息子の活躍を喜んだ。

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