「2年連続」狙う!糸満、4人完封リレーで白星発進

[ 2012年6月18日 06:00 ]

沖縄大会1回戦 糸満5-0豊見城

(6月17日 沖縄セルラー)
 第94回全国高校野球選手権(8月8日から15日間、甲子園)の沖縄大会は17日、1回戦9試合を行った。昨夏代表の糸満は5―0で豊見城(とみしろ)南に快勝。4投手による完封リレーで2年連続出場へ好スタートを切った。大会は22日に再開され、16日に延長15回引き分け再試合となった久米島―北谷の1回戦1試合が行われる。

 今年も代表の座は譲らない。昨夏の代表で、今季2勝を挙げている巨人・宮国の母校・糸満が4投手による無失点リレーで初戦を突破した。

 今年のチームには宮国のような絶対的なエースがいない。「柱となる投手を見極めている」と上原忠監督。これに発奮したのが背番号1の金城佳だ。3番手として5回から登板し4イニング無失点。初戦敗退した春の県大会では直球で押す投球で自滅したが、変化球主体のスタイルに変身。「宮国さんのツーシームを参考に打たせて取ることを心掛けています」と話した。

 金城佳をはじめ4投手全員の名字に「城」の字が入っている。「どの城が一番立派になりますかね」と上原監督。激しい競争が2年連続の夏切符を目指すチームを強くする。

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2012年6月18日のニュース