“父の威厳打”石井&前田智、41歳そろって適時打

[ 2012年6月18日 06:00 ]

<西・広>6回、中前へ2点適時打を放つ石井

交流戦 広島11-4西武

(6月17日 西武D)
 広島の石井と前田智の41歳名球会コンビが、ともに適時打を放ち今季初のそろい踏み。先発全員今季最多タイの14安打の中で父の日に威厳を見せた。

 2児の父の石井は6番DHで今季3試合目の先発。妻・詩織さんら家族が観戦に訪れた中、4回無死満塁こそ投ゴロ併殺打に倒れたものの、6回1死二、三塁では2点中前打。「無死満塁での併殺が悔しくて。父の日?それよりこういう日に先発で使ってもらったので、田舎の親父に元気な姿を見せたかった」と今季初タイムリーを喜んだ。

 3児の父の前田智は8―4の8回1死一、二塁で代打で登場。中前適時打でダメ押しの9点目を奪った。「41歳初安打?ありがたい。うれしい。今年が最後の1年ということにしといてください」と14日に誕生日を迎えたばかりのベテランは冗談めかして話した。

 ▼広島・天谷(初回に岸から先頭打者アーチ)初球にチェンジアップはないと思ったので1、2の3で思い切っていった。勢いをつけられたかなと思う。

 ▼広島・堂林(8回に右中間へ5号ソロ。プロ初の2試合連続アーチ)いい手応えだった。しっかり押し込めた。

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