日本ハム観戦券購入で被害か カード不正利用の疑い

[ 2012年5月30日 19:29 ]

 北海道日本ハムファイターズは30日、観戦チケット販売を委託している「リンクステーション」のインターネットシステムでチケットを購入した顧客のうち、数十人のクレジットカードが不正利用された疑いがあると発表した。

 日本ハムによると4月末、クレジットカード会社から、チケット購入歴のある顧客のカードが不正利用された疑いがあると指摘があり、調査機関が調査。2009年2月~11年9月にチケットを購入した人のうち、数十人のカードに不正利用された疑いがあることが分かった。

 同社は11年10月、リンクステーションから、サーバーに不正アクセスがあったと報告を受けたが、個人情報の流出は確認されなかった。不正アクセスとカード不正利用の因果関係は不明だが、両社はシステムのセキュリティーを強化する。

 不正利用の総額について日本ハムは「不正利用と確定できないので公表できない」としている。

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2012年5月30日のニュース