明大・高山 20年ぶり3人目の1年春首位打者見えた

[ 2012年5月27日 06:00 ]

立大戦で3安打を放ち、打率首位に浮上した明大・高山

東京六大学野球第7週第1日 明大2-6立大

(5月26日 神宮)
 1回戦2試合が行われ、明大は立大に敗れたものの、高山俊外野手(1年)が5打数3安打の大当たり。打率・395とし、打率首位に浮上した。過去、1年春に首位打者を獲得したのは、28年の伊達正男、92年の大森篤(ともに早大)の2人しかいない。20年ぶり史上3人目の快挙達成が現実味を帯びてきた。第2試合は法大が東大に延長10回の末、3―2で競り勝ち先勝した。

 明大の高山が20年ぶりの快挙達成へ加速した。この日の試合で規定打席に到達し、大学初の3安打の固め打ち。これで打率・395とし、福富(慶大)の・382を抜いて首位に浮上した。「(首位打者は)周りからも言われて、心の中にあった。一番上にいるけど、気を引き締めてあす(27日)からもいい結果を出したい」と力強く話した。昨夏の甲子園で優勝した日大三の同期のエース吉永は、リーグトップの4勝を挙げて早大の3季ぶりの優勝に貢献。目の前で優勝を決められる屈辱を味わったが「あいつもいい投球をしてるけど、同じ1年生には負けたくない」とライバル心をのぞかせた。

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2012年5月27日のニュース