斎藤 フリー打撃で22球…右脚の回復順調「状態はいい」

[ 2012年5月25日 09:07 ]

マイナー選手相手のフリー打撃に登板したダイヤモンドバックス・斎藤

 右ふくらはぎを痛め故障者リスト(DL)入りしたダイヤモンドバックスの斎藤隆投手(42)が24日、アリゾナ州スコッツデールでマイナー選手相手のフリー打撃に登板し、けがを再発させた4月20日以来、初めて打者に投げた。

 延長キャンプに参加している左右の2打者に計22球を投げた。斎藤は「打者の動きが加わってくるので、ただブルペンで投げるのとはかなり違う。自分のボールが今どのくらいなのかが分かる」と手応えを口にした。

 投球後は軽めのダッシュを含むリハビリのメニューを消化。細心の注意を払ってトレーニングの強度を上げてきただけあり、回復は順調なようだ。「前回痛めたときよりも(ふくらはぎの)状態はいい」と笑顔で説明した。

 28日に再度フリー打撃に登板する。並行して行う守備練習などの日程も伝えられており「だいぶ先の予定を教えてくれるようになり、トレーニングやランニングもめどが立ちやすくなった」と復帰に向かって着実に進んでいる。(共同)

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2012年5月25日のニュース