2年連続でNo・1獲りだ!ロッテ、東浜1位候補に

[ 2012年5月19日 06:00 ]

ロッテが今秋のドラフト1位候補としてトップランクに位置づける亜大の東浜

 ロッテが今秋のドラフト1位候補として、亜大・東浜巨投手(21)をトップランクに位置づけていることが18日、分かった。昨年の大学No.1左腕の藤岡獲得に続いて今度は大学No.1右腕獲りに参戦する。

 東浜は最速152キロの速球に加え、多彩な変化球とクレバーな投球術を誇る右腕。リーグ戦通算31勝、完封数はリーグ記録の21度を記録している。今春リーグ戦では5勝(4完封)で亜大の優勝に貢献。球団幹部は「直球、変化球ともに一級品。競合するだろうけど1位(候補)から外す理由がない」と話した。

 昨季のロッテは6月に東洋大・藤岡の1位指名を公表。他球団に先駆けて誠意を示し、3球団競合の末に交渉権を獲得した。しかし今年は、現有戦力の状態や他球団の動向を慎重に見極めるドラフト戦略でいる。そんな中で、亜大が出場する6月12日開幕の全日本大学野球選手権(神宮など)を林信平球団運営本部長が視察することが決定。編成トップが乗り出すのは本気度の表れといえ、今後も超目玉右腕に対して密着マークを続ける。

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2012年5月19日のニュース