京都、圧勝６連勝！Ｖマジック「４」点灯

プロ初勝利を挙げた京都・半田渚

　日本女子プロ野球リーグは１８日、わかさスタジアム京都で前期の１試合を行い、京都アストドリームスが１０―２で兵庫スイングスマイリーズを下した。

　京都が１４安打１０得点という圧倒的な強さで６連勝、優勝マジック「４」を点灯させた。２回１死一、三塁、新人の９番中村沙織のプロ入り初安打となる右前適時打で先制。逆転された３回には、１死一、三塁から悪送球と５番大倉の遊撃内野安打で再逆転。なおも８番細田あかねの右中間３塁打など、３連続安打で計５得点のビッグイニングを作り、兵庫先発植村を降板させた。

　６回にも２死満塁から細田の右翼線２点二塁打でダメを押した。投げても先発の新人半田渚が５回を緩急自在に操る好投で２失点に抑え、プロ入り初勝利を挙げた。一方の兵庫は、先発植村が大乱調で３回を９安打６失点。打線も全体で５安打と京都投手陣の前に沈黙した。京都は最短で２６日の兵庫戦で初優勝を飾ることになる。

　▼京都・半田渚　前回があまりよくなかったんで、今日は本当に抑えることが出来て良かったです。最初は力が入っちゃったんですけど、打線が打ってくれたんで、後は落ち着いて投げることが出来ました。

　▼京都・細田あかね　センター方向に向かって打つイメージでいったんですけど、ちょっと流れて打っちゃったんで、まあ結果的には良かったのでうれしいです。今までの試合も植村投手とは相性が良かったので、今日も思い切って振りました。