3発浴びた黒田に指揮官「紙一重の差が致命傷になる」

[ 2012年5月18日 06:00 ]

<ブルージェイズ・ヤンキース>3回、エンカーナシオン(左)に3ランを浴びたヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース1―8ブルージェイズ

(5月16日 トロント)
 ヤンキースの黒田が6回途中までに3本塁打を含む8安打を浴び、08年7月28日のジャイアンツ戦以来となる自己ワーストタイの7失点。今季5敗目(3勝)を喫した。

 2回はアレンシビアに外角スライダーを左中間へ2点本塁打され、6試合連続で先制点を許すと、3回にエンカーナシオン、5回にも2年連続本塁打王のバティスタに左越えと3本塁打を喫した。6失点は2死からで「凄くもったいなかった。もう一息でなかなか波に乗れなかった」と悔やんだ。今季は敵地で4戦全敗。黒田は「ア・リーグは一発のある打者がたくさんいるので注意して投げていかないと」と険しい表情で、ジョー・ジラルディ監督も「制球の紙一重の差が、このリーグでは致命傷になる」と話した。

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2012年5月18日のニュース