ダル「対戦できて凄く幸せ」…プホルス対策は洞察力

[ 2012年5月11日 06:00 ]

ブルペンで投球練習をするレンジャーズのダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュは9日、5勝目を目指す11日(日本時間12日)のエンゼルス戦に向け「(相手先発の)C・J(ウィルソン)はいい投手だし、プホルスもメジャーを代表する打者。ほかにいい打者、投手もいるし、対戦できて凄く幸せ。それを感じて投げたい」と意気込みを語った。同戦はスポーツ専門局ESPNで全米中継される。

 ア・リーグ西地区3連覇を狙う上で最大のライバルとなるエ軍との今季初戦を託された右腕。現在、打率・198と不振の主砲プホルスを眠らせておく必要もある。「(攻め方については)ミーティングだったり、対戦して(その中で)変化していきたい」。事前のデータだけでなく、マウンド上での洞察力も加味して柔軟に配球を組み立てる考えでいる。

 この日はブルペン入りし、球団スタッフを左右の打席に立たせるなど31球を投げた。オリオールズ戦が雨天中止となり、10日(日本時間11日)にダブルヘッダーが組まれただけに、ダルビッシュには救援陣の負担を軽減する快投が求められる。

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2012年5月11日のニュース