国吉 2軍落ち危機で初勝利 友利コーチからしっ責「プロの自覚が足りない」

[ 2012年5月7日 07:38 ]

<D・中>先発の国吉は5回1/3を2失点に抑え今季初勝利

セ・リーグ DeNA4-2中日

(5月6日 横浜)
 DeNA・国吉は5回1/3を2失点で、今季5度目の先発でようやく初勝利をつかんだ。

 立ち上がりから飛ばした。初回2死二、三塁のピンチで打席には和田。「今まで変化球は泳ぎながらでもうまく打たれていた」という教訓を生かし直球勝負を挑んだ。6球目には自己最速153キロを計測し、最後は149キロの直球で中飛に仕留めた。

 前回4月29日の中日戦(ナゴヤドーム)ではユニホームを忘れた上、試合では6四球の乱調。「プロの自覚が足りない」と友利投手コーチから雷を落とされ、同コーチは今回の結果次第では2軍落ちさせることを通告していた。

 背水の陣での登板で今季初勝利を挙げたが「うれしさより悔しさの方が大きい。悪いなりに、もう少し長い回を投げないと。リリーフ陣と野手に助けられました」と反省も忘れなかった。

続きを表示

2012年5月7日のニュース