高木監督　謎の会見拒否…サイン伝達ミスが原因か

＜中・神＞阪神に勝利し、雄太（右）とタッチする中日・高木監督

セ・リーグ 中日３－０阪神

（5月3日 ナゴヤＤ）
　謎の会見拒否だ。単独首位に浮上しながら、中日・高木監督は試合後の会見を就任後初めて行わなかった。「きょうはしゃべりたくない」とだけ言い残しナゴヤドームを後にした。

　理由はコーチから選手へのサイン伝達ミスがあったようだ。５回１死一塁で打者は平田。カウント１ストライクからの２球目、鶴の直球を見逃し、スタートした大島が二盗に失敗した。結局、平田も空振り三振で好機を逃した。普段は温厚ながら“瞬間湯沸かし器”の異名を持つ指揮官だけに、逆鱗（げきりん）に触れたようだ。