堂上直ようやく今季初打点 山内ハーラートップタイ3勝目

[ 2012年4月28日 17:30 ]

セ・リーグ 中日3-1DeNA

(4月28日 ナゴヤ)
 中日先発の山内が7回2/3を投げて4安打1失点の好投で、ハーラートップに並ぶ3勝目。森野、山崎の主軸を欠く打線も、8番堂上直が今季初打点をマーク。5番ブランコも開幕2戦目以来の2号ソロで加点し、山内を援護した。

 2回、1死からブランコが死球で出塁し、井端の右前打、谷繁の四球で1死満塁の好機。ここで堂上直が三浦の直球を中前にはじき返し、1点を先制した。

 続く3回も先頭の大島が四球で出塁後、1死二塁から平田の右前適時打で1点追加。4回には先頭のブランコが左中間に弾丸ライナーの2号ソロを叩きこんだ。

 終盤8回にも荒木のエンドラン成功で無死一、二塁の好機をつくったが平田がサインミスでバントの構え。結局0―2からの3球目をヒッティングし、一直の併殺打となった。これには高木監督も「なんだあれは」と怒り心頭。終盤のダメ押し点を奪えなかった。

 「持ち味を出した」(高木監督)という先発の山内は、低め中心の投球で7回まで被安打2と完封ペース。しかし8回、代打攻勢に出たDeNAの金城、ラミレスに連打を浴び1失点で降板となった。後続を浅尾、岩瀬の必勝リレーで抑え逃げ切った。

 中日は今季DeNA戦3連勝。昨季から10戦連続負けなしと相性抜群だ。高木監督は「相手が調子出ないうちに叩かないと」と今日からの9連戦に向け気合十分だった。

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2012年4月28日のニュース