26億円→8・5億円 巨人、契約金超過報道で訂正求める

[ 2012年4月28日 06:00 ]

 巨人は27日、朝日新聞の契約金超過問題に対する一連の報道が選手や球団の名誉を損ねたとして同新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」に訂正記事とおわびの掲載を求めるよう、申し立てたと発表した。

 朝日新聞は3月、6選手の入団時の契約金が、球界で申し合わせた「最高標準額」を超え、計36億円だったなどと報じた。現在も巨人に所属する高橋由伸、阿部慎之助、内海哲也、野間口貴彦の4選手に限れば計26億円とした報道に対して、巨人は4選手の契約金総額は計8億5000万円と明らかにした上で、「選手も球団もいわれのない中傷を受けるなど甚大な報道被害が続いている」とした。

 この4選手が、球団とともに申立人となっており「黙っていたら記事が本当だったように受け取られ、自分の野球人生を否定される」「お金につられて入団したように思われるのは悔しい」などとした4選手の談話を発表。ただ、談話の選手名は特定していない。

 ▼朝日新聞広報部 報道と人権委員会は社外の専門家、識者による第三者機関ですので、その手続きや判断を見守りたい。

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2012年4月28日のニュース