高卒ドラ1・高橋周 28日にプロ初スタメンも

[ 2012年4月28日 06:00 ]

 再奪首への起爆剤だ。中日のドラフト1位・高橋周平内野手(18)が28日、1軍に昇格。いきなり「7番・三塁」でプロ初スタメンする可能性が浮上した。森野が24日のヤクルト戦(神宮)で右腰を痛めて戦線離脱。山崎も翌25日にインフルエンザで登録抹消され、3、4番が不在となった。窮状を打破するため、ゴールデンウイークに黄金ルーキーが大暴れする。

 「自分でもびっくりです。もし呼ばれたら、できる限りのことをやりたいと思います」

 27日はナゴヤ球場での2軍練習に参加。フリー打撃で快音を響かせた大器が、1軍に戻ってくる。中日の高卒新人としては立浪和義氏(野球評論家)以来、24年ぶりに開幕1軍入りを果たしたが、4試合の途中出場だけで9日に登録を外れた。代打での2打席はいずれも凡退。今度こそプロ初安打、そして初アーチの期待がかかる。

 2軍戦では11試合に出場し、打率・195。数字は出ていないが、25日の阪神戦(ナゴヤ球場)では2本の二塁打を放ち4打数2安打3打点と上り調子だ。ガチガチだった開幕当初とは精神的にも違う。森野、山崎の離脱で手薄になった一、三塁を守れ、貴重な左の長距離砲という条件も揃っている。チームは敵地でヤクルトに負け越し、首位陥落。低迷気配を吹き飛ばすフレッシュな風になりた

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2012年4月28日のニュース