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松井マイナーで特別扱いなし 早朝練習、昼食ポテチ…

レイズ傘下ルーキーリーグのポール・フーバー監督(中央)

 レイズとのマイナー契約に近日中にも合意する松井秀喜外野手(37)が、いきなり「マイナーの洗礼」を受ける。入団後に参加予定のエクステンデッド(延長)・キャンプの指揮を執るポール・フーバー監督(36)が26日(日本時間27日)、スポニチ本紙の取材に応じ、実績のあるベテラン選手も若手と同様に扱う方針を示した。日米20年目のシーズンは、マイナーリーグ特有の過酷な環境や厳しい規律の下で幕を開けることになる。

 ナイターのカクテル光線が降り注ぐボールパークではない。見守る観客は、選手の彼女だけ。レイズのキャンプ施設があるフロリダ州西部のポートシャーロットはこの時期でも日中は30度を超える。金網で仕切られたサブグラウンドが、今年の松井にとって最初の「戦場」となる。

 レイズとの契約は近日中に合意する見通し。米メディアによると、現在ニューヨークで練習を行っている松井は実戦から遠ざかっているため、傘下の3Aダーラムに合流する前にまずは延長キャンプで調整することになるという。

 延長キャンプとルーキーリーグで今季から指揮を執るフーバー監督は、松井の入団に関して「何も聞いていない」と返答。その上で、松井のような実績のあるベテラン選手の扱いについて問われると「大部分は若い選手と同じスケジュールやルールのもとで動くことになるだろう」と、きっぱり語った。フーバー監督は、今月14日に36歳の誕生日を迎えたばかり。6月に38歳になる松井にとっては、野球人生で初めての「年下監督」だ。

 松井にとって厄介なマイナーの「掟(おきて)」は、何と言っても練習時間の早さ。クラブハウスに張り出された、この日の外野手の集合時間は午前7時35分だった。「遅刻王」として名をはせた男には高いハードルだ。過去には「星稜のルールでは遅刻じゃない」などと巧み?な言い訳で難を逃れてきた松井だが、マイナーの下部組織では1分でも遅刻すれば問答無用で罰走などの罰則が科される球団も多い。

 さらに、マイナーならではの質素な食事が、ゴジラを悩ませることは確実だ。昼食はサンドイッチに付け合わせとしてポテトチップが定番メニュー。移動の過酷さと並び、多くの選手がメジャーとの格差を痛感させられる瞬間でもある。

 メジャー通算9年間で通算173本塁打、09年ワールドシリーズMVPの実績もここでは関係ない。過酷な環境、年下の指揮官…。多くの初体験が全て、松井の新たな挑戦となる。

 ▽延長キャンプ(エクステンデッド・スプリング・トレーニング) マイナーの選手は、大半が3月のマイナーキャンプを経て1A~3Aに振り分けられるが、経験不足や故障などの理由で特定のチームに属さない選手が集められ、4~6月中旬に行われるキャンプ。メジャーのキャンプ施設で行われる。通常練習、リハビリ、紅白戦、練習試合など選手は個々の現状に即したメニューに組み込まれる。

[ 2012年4月28日 06:00 ]

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