和田左肘「トミー・ジョン手術」なら復帰まで1年以上

[ 2012年4月28日 06:00 ]

 左肘じん帯の損傷が発覚したオリオールズの和田が30日(日本時間5月1日)にロサンゼルスで再検査を受けることを明らかにした。

 診察するのは、ソフトバンク時代の07年に左肘の遊離軟骨除去手術を執刀した世界的権威のルイス・ヨーカム医師。損傷発覚後、初めて心境を明かした左腕は「僕の一存では決められない。手術となればトミー・ジョンになる」と、田沢や松坂(ともにレッドソックス)が経験したじん帯修復手術になる見通しを語った。同手術は通常復帰までに1年以上かかるため、受ければ今季は絶望となる。

 2年契約の和田はキャンプ序盤に左肘の異常を訴えて出遅れ、24日の精密検査で別の箇所にじん帯損傷が見つかった。「もどかしい気持ちはあるが、一日も早く完璧な状態で投げられるようにするのが一番大事」と話していた。

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2012年4月28日のニュース