通算記録のボーナス禁止へ 米大リーグが通達

[ 2012年4月21日 15:38 ]

 米大リーグ機構と大リーグ選手会が、選手の契約に個人的な通算記録へのボーナス条項を盛り込むことを禁止することを決め、各球団と代理人に通達した。スポーツ専門局ESPN(電子版)が20日に伝えた。

 機構と選手会はシーズン成績に応じた出来高払いを禁じているが、通算記録にも適用を拡大した。すでに結ばれている契約は対象にならない。

 近年は年俸総額の上限に近い球団が、課徴金を逃れるために、年俸に含まれないボーナスを大型契約に含ませるケースが増えている。エンゼルスに10年契約で入団したプホルス内野手は3千安打達成で300万ドル(約2億5千万円)、通算本塁打記録の更新で700万ドル(約5億7千万円)を手にする。(共同)

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2012年4月21日のニュース