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絶対に送らせない 宮本、判断力と技術でバント併殺に 

<ヤ・巨>7回1死一塁、内海のバントの打球を処理した宮本(左)は素早く二塁へ送球し併殺でピンチを脱する

セ・リーグ ヤクルト2-1巨人
(4月20日 神宮)
 その読みと判断力、そして実際にアウトにする技術――。7回1死一塁で、ヤクルト・宮本慎也内野手(41)は投手正面のバントを猛ダッシュで処理し、併殺を完成させた。本来なら単なる投犠打。相手へのプレッシャー、思考を読んでの判断力。ベテランの味のある、見事なプレーだった。

 突如、村中の前に宮本が姿を現した。名手の思考は「村中が捕ったら併殺にはできない」――。1点リードの7回1死一塁。内海は1ボール1ストライクから送りバントを試みた。打球は投手の村中の正面。しかし左腕が捕れば、体を時計回りに半回転させなければならない。右投げの宮本なら、捕球体勢からそのまま二塁に送球できる。そして併殺。そのための猛チャージだった。

 「あそこは(バント)シフトの場面。(内海は)なかなか打てないだろうし、投手前なら自分が捕るつもりでいた」。村中がセットポジションに入ると、宮本は打者の動きを見つつ小刻みにステップしながら前進。内海はチャージにプレッシャーを感じたろう。強い打球は投手の正面。それを奪い取ったのが宮本だった。城石内野守備コーチは「(投手の)内海だしコースを狙って(バントは)できない。宮本さんの判断に任せている部分が強かった」。小川監督も「41歳にしてあの守備は凄い」と驚くプレーで相手の好機をつぶし、1点差で逃げ切った。

 2回にも内海は同じ1死一塁で、7回とほぼ同じ位置にバント。投犠打を決めている。しかし試合は終盤。7回の宮本の判断力と技術が巧みに合わさったプレーは、2回のバントで間合いを読んでいたかのようだ。スコアには「三ゴロ併殺打」と記されたプレー。単なる投犠打と記されている可能性もあった。頼れるベテランの存在は、どんなチームにとっても大きい。

 ▼宮本(2試合連続の2安打で2000安打まであと10)まだ(2安打は続けて)2試合。あまり大きなことを言うと止まっちゃうよ。

[ 2012年4月21日 11:00 ]

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