ダル　１失点　２勝目の権利を得て６回１／３で交代

メジャー３度目の先発をしたレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ―タイガース

（4月19日 デトロイト）
　レンジャーズのダルビッシュが、１９日（日本時間２０日）のタイガース戦で２勝目を目指し、３度目の先発をした。

　ダルビッシュは６回１／３を投げ、１２１球、２安打５三振５四球で１失点。レンジャーズのワシントン監督は、先発捕手をこれまでのナポリからベテランのトレアルバに代えた。

　初回、ダルビッシュは右飛で１死をとった後、四球を出したが、昨年の首位打者カブレラを遊ゴロ、通算２３２本塁打の４番フィルダーを二ゴロに仕留めた。

　２回は左飛、遊ゴロで簡単に２死。７番ケリーに中前打を打たれたが、８番打者は遊ゴロで終わった。

　３回は先頭打者を四球で歩かせたが、１、２番から連続三振を奪い、３番カブレラも中飛だった。

　４回も先頭のフィルダーに四球を許し、５番ヤングには右翼線二塁打で無死二、三塁に。三振で１死、二ゴロで２死を取ったが、その間に三塁走者が生還し、１点を与えた。

　５回はこの試合初の３者凡退に抑え、６回は四球を出したが、無得点に抑えた。７回は四球と失策で無死一、二塁にすると、８番打者を三振に仕留めた後、オガンドと交代した。

　レンジャーズは初回、５番ヤングの左前適時打で先制。２回にも２試合目の登板まで女房役を務め、この日は一塁で出場しているナポリが４試合連続となる５号ソロ本塁打を放ち、早くもダルビッシュを援護。５回にも相手失策などが絡み、無安打で２点を入れた。